匠龍庵 コンセプト

Neo NIHON STYLE
を目指して

海に囲まれ、山々には緑が溢れ、四季がある小さな国である日本はとても美しい国でした。その自然風土の中で、日本人は調和を重んじる穏やかな民族となり、自然の恵みさえも神と崇め、感謝しながら利用してきました。その土地にある素材をその気候に合わせて丁寧な手仕事で紡ぐ。日本人の生活はとても美しいものでした。

しかし現在、何事も良い面と悪い面は表裏一体であり、日本は行く末を見失っているとさえ思える状態になっています。

美しい国日本で培われた美しい精神を思い出し、時代の流れと共に新たに創造する。
匠龍庵では五つのコンセプトを軸に、日本にしかない雅の世界を発信してゆきます。

美しい国日本で培われた美しい精神を思い出し、時代の流れと共に新たに創造する。

匠龍庵では五つのコンセプトを軸に、日本にしかない雅の世界を発信してゆきます。

雅の世界をArtに

「美」と言う概念とは異なる、趣や哀、侘をも含む「雅」と言う美しさ。これこそ日本の精神に息づく美しさの概念だと考えます。この「雅」の表現を追求し続け、世界に届けたいと考えます。

日本の彩で

日本には四季があり、和歌や俳句、芸術、民族衣装の着物にも花鳥風月をモチーフにしたものが非常に多く残されています。日本人には移り変わる自然の色を研ぎ澄まされた感性で昇華する独自の色彩感覚があり、匠龍庵ではこの日本の色ですべてを彩ります。

和の國の歴史と心を背景に

日本はそもそも「和」の文化です。日本の文化は当然ながらそれぞれの時代の政治的背景、諸外国からの影響を受けて変化してきました。どんな苦境に立たされても、最終的には争いではなく「和」を重んじ、逞しく生きてきた証がこの歴史の中に残されています。“記録“として操作された歴史を鵜呑みにするのではなく、歴史に現れた文化や人々の”心”を鑑み、それぞれの作品に対して根拠のあるストーリーと心を乗せて製作します。

日本人の手仕事の心を伝える

日本人の手仕事は本来、繊細で丁寧なものです。それはただ単なる“美しさ”ではなく、得てして一見地味に見えるもの、気づかれないほどのものが沢山あります。これは深い精神や哲学から発せられる事に依ります。美しさとは何か。それに呼応する心とは何なのか。これは日本人の生死観にも繋がるものだと感じます。世界の多くの方にこれを感じ、理解して頂ける事を願っています。

すべてに愛と思い遣りを込めて

匠龍庵の行うすべての行為は、関わるすべての人々や現象・ものに対して、強いては世界のすべてに対して、愛情と思いやりを持ったものである様に、自己に厳しく、日々研鑽して参ります。